猫背は悪姿勢の典型的な症状で、ダンスのパフォーマンスに大きな影響を与えます。
また、悪い姿勢の選手は第一印象が悪く、競技ダンスの成績にとってとてもマイナスです。
多くの場合、長時間のデスクワーク、PC、スマートフォンを見続ける姿勢が原因となります。
1日何時間も上記の姿勢で作業をしていると、頭の位置が下がり、脊柱は本来のS字のカーブを失い、丸みを帯びてしまいます。
頭が前へ倒れやすくなることで、胸椎の後湾カーブが強くなります。
また前屈みの姿勢により大胸筋、小胸筋が委縮し、僧帽筋などの背中の筋肉が引っ張られる
形になるため、これを防ぐために、胸椎は後ろ側へカーブを強めます。
猫背に関係する筋肉のご紹介。
僧帽筋
首の後面から上背中にかけておおわれている筋肉で、頭部が前方へ引き出してしまうと、
頭部を支える為にこの筋肉が硬くなってしまいます。
胸鎖乳突筋
この筋肉が硬くなると頭を前方へ引き出すような作用が働いてしまいます。
大胸筋
背中が丸まることで、この筋肉は縮む作用が働いてしまいます。
小胸筋
この筋肉が縮むと肩甲骨を外側へ引っ張り出し、肩を巻き込んだ状態にしてしまいます。
猫背は次のような美容的デメリットをもたらしてしまいます。
・胸が垂れる
・首、肩の凝り
・頭痛
・リンパの流れが滞りやすい
・下腹部が出やすい
・若々しく見えない
・代謝が悪くなる
猫背は、肩こりや腰痛の原因ともなるので、筋肉をほぐすよう整体や筋肉を伸ばすストレッチと腹筋の強化などを定期的にやることで改善が可能です。
新規掲載 2014.6.20
更新 2016.2.2
腰痛は、日本では人口の約10%の方が悩まされている症状です。
・朝一番腰が縮んだままで張っていて伸びない。鈍痛がある。
・腰痛で立ったり坐ったりがきつい。
・動かすと腰が痛い。
・長時間座っていると腰が張る。
・立っていると腰が重くなったり痛くなる。
・臀部から足にかけて痛みやしびれがある。
・歩き始めがつらい。
・寝ていてもズキン・ズキンと夜間腰痛がある。
・腰が抜けるような痛みがある。
・腰から上半身にかけて痛みがある。
・重いものを持ったとき腰に痛みがある。
・腰痛で車の運転がきつい などなど
■腰痛はなぜ起きるのでしょうか?
腰椎の周りの脊柱起立筋・腰方形筋・腸腰筋が重なるように骨盤や大腿の骨に付着しています。
通常は無意識にこれらの筋肉が微妙なバランスをとりあって上半身を支えています。
しかし、これらの筋肉の協調が崩れると腰痛の原因となります。
例えば、特定の筋肉だけが過緊張状態となり骨盤や背骨が歪んだり、それに対しての自然治癒力が働けない状態になった場合です。足の裏にトゲが刺さりその痛みをカバーする動きなどの些細なことから発症することもあります。
根本療法が必要なのは腰痛を改善するだけでなく再発を防ぐためでもあります。
注射や薬、マッサージでは痛みを一時的に和らげることはできますが、腰痛の原因が解消してない為にまた身体に負担がかかってくると再発します。腰痛の根本的な改善には、身体への負担に対しての自己治癒力の向上が大切です。
■腰痛の改善方法はこの3つだけ
・骨盤と背骨のゆがみを矯正する。
・腹筋の強化。
・自然治癒力が働く環境を整える。
・治りたいという強い気持ち。